可総研〔カソウケン〕

あらゆる事象を可視化し分かりやすく伝える「可総研〔カソウケン〕」のサイト。

コーヒーブレイク

  先日、買い物をしてレジでお支払いの際に、3,201円と表示されました。こんな時は、小銭入れの1円玉を探しますよね。小銭入れの中を探しつつも、レジに並ぶ後ろのお客様の視線を感じながら、結局1円玉は見つからなかった経験はありますよね。この前も1円玉が無くて、569円のお釣りを受け取りました。消費税が8%になってから、1円玉を使うシーンは激増しました。


そんな悩みを解決してくれるのが、ドン・キホーテの「ジャストボックス」。「ジャストボックス」とは、レジ横に置いてある1円玉のことで、1回のお会計で4円まで使えるサービスです。先ほどの例で言えば、3,200円をお財布から出して、1円は「ジャストボックス」を利用しちゃう賢い方法だし、ありがたいサービスですね。他のお店でもやってくれれば良いのにと思ってしまうのは私だけでしょうか?

事象から学ぶこと

お支払いの際に端数を探す時間は、時間のロスになります。レジの店員さんはお客様はお金を出すまでは待ち時間となります。仮に1人10秒(小銭入れを取り出し1円玉を探す作業)かかるとすれば、100人で1,000秒(約17分)の無駄な時間となります。少しの工夫で小休憩できる時間は生み出せるのです。

「ジャストボックス」は消費者から見て嬉しいサービスですが、お店側にとってもメリットがあるため一石二鳥ですね。ご自身の仕事にも無駄な時間が潜んでいないから見直してみてはいかがでしょうか。

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倉庫
業務ヒアリングのためにご担当者様より、業務手順をお聞きした内容を再現します。ほぼ改編無く再現していますので、まずはお読み下さい。
1.山積みの伝票を指差し1枚取る
2.伝票に記載の商品番号キーにして棚の場所へ行く
3.伝票の商品番号と商品に記載の番号の一致を確認
4.必要個数分取り台車に載せる
5.伝票に記載の商品を繰り返し集める
・・・以降は割愛

  途中までは「何をする業務なんだろう?」と不安でしたが、手順5の辺りでやっと理解出来ました。どのような業務か理解出来ましたか?
実は「ピッキング作業」の説明をしたかったのです。「ピッキング作業」とは、顧客からの注文伝票を元に、棚等に保管された商品をピックアップする業務です。例えば商材がお菓子の場合、チョコレートやガムの注文に対して、棚から必要個数分を持ってくる業務で、最終的には顧客へ発送します。

文面からでは伝わりにくいですが、ご担当者様は非常に丁寧に説明して頂けました。今回の事象を題材にするのは少々気がひけますが、より良くなればと想い掲載します。

事象から学ぶこと

ご担当者様と接する機会があれば、「結論を先に言おう」とお伝えしたいですね。冒頭に書いたように、聞き手の私は途中で不安になり、最後の説明で意図を感じ取れました。「ピッキング作業の説明をしますよ!」と最初に言えば、続きの説明が理解しやすくなります。たったこれだけの工夫で、説明時間も短縮される上に聞き手にも良い印象をもたらします。

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日大前監督・コーチを除名 関東学連、選手への指示認定によると次の内容です。
関東学生アメフト連盟は日大の指導者2人は会見や関学大への回答書で悪質タックルの指示を否定していたが、選手、コーチ、審判らへの聞き取りの結果、タックルした選手が証言していた井上前コーチの「相手選手がけがして出られなければ日大の得」、内田前監督の「やらなきゃ意味ないよ」といった発言を事実とし、「けがをさせる意図が込められていた」と認定。日大の体質を「監督の言うことは絶対だった」などとし、最も重い除名処分となった。

本記事は、日大コーチ「心を育てるため過激表現」 反則指示は否定の続報です。双方の主張が真っ向からずれていましたが、関東学生アメフト連盟の判断ですっきりしましたね。虚偽の説明をし世間を騒がせたため、重い処分になって良かったです。当該選手が復帰できるように、願うばかりです。

事象から学ぶこと

虚偽の報告はあってはならないことです。組織ぐるみで隠ぺいの印象がありましたが、第三者機関が正しい判断を下しました。今回の一連の対応で、組織(日大)の信頼感は落ちてしまいました。信頼回復には時間がかかりますが、悪しき体質を改善する努力は続けて欲しいですね。

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日大コーチ「心を育てるため過激表現」 反則指示は否定によると次の内容です。
内田前監督は「信じていただけないと思うのですが、私からの指示ではありません」と指示を否定。ただ「フィールドで起こったことですので、私の責任だと思っております」と述べた。
井上コーチは「クオーターバック(QB)を潰してこいと言ったのは真実です」と認めた一方で「けがをさせる目的では言っていない」と断言した。「彼はすごく優しい子。闘争心、向上心、必死にやってほしかったんです」。時折、手ぶりを交え、言葉に詰まりながらも、あくまで選手を思っての指示だったと強調した。

本記事は、関学大が会見、日大に遺憾の意「選手へ直接の謝罪ない」の続報です。監督とコーチの会見は残念な印象を持ちましたね。当該選手の主張と正反対の内容でした。「けがをさせる目的では言っていない」との意図であれば、なぜ当該選手が危険プレーをした時に、指示を誤って捉えていると伝えるべきでしょう。保身のために言い訳しているとしか言いようがありませんね。当該選手が可哀想です。

事象から学ぶこと

指示や意見が相手に誤って伝わらないことは、ビジネスの世界でよくある話です。発信側が相手に分かりやすく伝え、伝わったか否かを確認する必要があります。仮に誤った認識をしていた場合は、補正をすることで双方の認識を合わせましょう。
今回のように後から「誤った認識でした」と言っても、誰も信じてくれません。

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タックルは「監督の指示」 反則のアメフト日大選手によると次の内容です。
当該選手は冒頭、関学大の選手らに向けて「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省しております」と深々と頭を下げた。続けて、試合の数日前に「やる気が足りない」などとして練習から外された後、コーチから「(試合で使ってほしかったら)相手のクオーターバックを1プレー目で潰せ」などと言われていたことを明かした。
 試合直前に「潰しにいくから(試合で)使って下さい」と申し出たところ、内田監督から「やらないと意味がない」と言われたうえ、コーチからも「できませんでは済まされない。分かってるな」と念を押されたという。

本記事は、「関学大が会見、日大に遺憾の意「選手へ直接の謝罪ない」」の続報です。タックルをした学生が会見を開きましたね。日大側の対応が遅いうえに、事実と相違があるため記者会見に移行したと思います。将来ある若者が人前に出たことは、本当に勇気のいることでしょう。監督やコーチからの指示が酷すぎて、当該学生の精神的プレッシャーは計り知れないものがあります。日大側への批判が集まると推測します。

事象から学ぶこと

試合に出場するため、悪質タックルに至ってしまったと説明しています。断る選択肢はもちろんあったと思いますが、その後の選手生命は絶たれてしまうため従わざるを得なかったのでしょう。今回の事象ほど厳しい内容ではなくても、ビジネスの世界では理不尽さを感じることもあるかも知れません。このような事が無いように、コミュニケーションを取ることは必須です。少なくとも立場が優位に居る人は、自然にプレッシャーをかけている可能性があることを常に考えるべきでしょう。

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